2003,6,20     一句   
      
          くまんばち
   「とぼとぼと  何故歩く  くまんばち」


台風が過ぎ去った朝,雨の合間をぬってRocky達の散歩に出かけると,
朝の車の通行が割と多い時間帯にありながら,くまんばちがとぼとぼと,
道路を歩いて横切っていた。Salbiaは暫し立ち止まって見惚れてしまった。
  台風の風にて羽を痛めたのであろうか。
  台風の雨の影響にて飛べなくなってしまったのだろうか。
      それでも必死に歩いていた。
      自分は生きているんだ。
      自分は本当はお空を飛べるんだ。
      こんなの本当の自分ではないんだ!!
     必死に叫びながら歩いているようにも見えた。
飛べないくまんばちは,今の自分を嘆いて立ち止まったりしていなかった。
    一生懸命歩いていた。今の自分を一生懸命歩いていた。
       きっと,自分の命続く限り一生懸命,「今」を生きていくのだろう。


    2003,6,21    一句

          命 在りき
   「命在り  死して継がれる  使命かな」
   「命在り  死して輝く     命かな」

 
犬の散歩途中の荒地にて,昨年捨てられていたミニ向日葵が,
芽を出してスクスクと力強く育っているのを発見した。昨年は,
つい近くの畑で大きく沢山の花をつけて家の人だけではなく,
通り行く人達にも心和ませていた向日葵。花が枯れて
荒地に無残にも放棄された花。それでも翌年には昨年と
変わらぬ活き活きと力強い姿で,所替えて育とうとしている。
 
人間の命だってそうですよね?
自分一人で生涯を終えて命絶えても,
自分が生涯の間に,育てた子供に与えた影響,
自分が生涯の間に,触れ合って来た人達に与えた影響によって,
残された人達の内で生き残り,活き続けて行く事が在る。
 
だからこそ,現在の自分を疎かに生きる事は出来ない。
だからこそ,現在の自分を努力して生きねばならない。
 
引き継がれていく命の為に・・・・・

     2004,4,1    一句
  「冬去れば 春待ちわびて 花盛り」

4月にはいり,日中は太陽がさんさんと降り注ぎ,ポカポカ暖か陽気♪
そんな日も,早朝は冷たい外気に覆われて草木は霜に覆われて,
折角開いた花の蕾も固く固く花びらを閉じて,暖かい日が差し出して来るのをじっと,待ち続けている。
そして,陽が昇り,気温の上昇と共に一斉に開きだす沢山の草花達。
その草花にご馳走を分けて貰いに来る蝶々・蜜蜂さん達,

Sarubiaも長い人生の間には,冬の厳しさのように様々な事柄に耐えなければならない時があるでしょう。
余りの苦しさに息絶えそうになってしまう事だってあるでしょう。
それでも,じっとじっと耐え忍ぶ限り,
何時の日か春が訪れて来る事に希望を持ち,諦めぬ心を持ち続けて生き続ける限り,
このタンポポのように大きく花を開かすことが出来る日が来るでしょう。
諦めぬ心を持ち続ける限り。

そして,このタンポポが多くの蝶々,蜜蜂達に命をあたえているように,
何時の日か,この自分にも多くの人達に信頼され,慕われる日が訪れて来る事を信じたい。