1,繁殖とは種の保存と向上に努力する事です!
    純血種を交配するという事は,その犬種のスタンダード・性格・犬の本質
    保存,維持,向上しなければなりません。
     
      1・・スタンダードから外れた体格ではないか。
      2・・骨格に異常はないか。
      3・・色素に問題はないか。 
      4・・眼色は問題ないか。
      5・・歯に問題はないか。
      6・・噛み合わせは正常か。
      7・・先天的疾患・遺伝的疾患はないか。
      8・・性格に問題はないか。
      9・・停留睾丸ではないか。
      10・交配相手は自分の仔の欠点・短所を補う事が出来るのか。
      12・交配相手は上記の条件を満たしているのか。
      13・共通の欠点を持ってはいないか。
      14・インブリーディングをし過ぎない。
 
2,繁殖するという事は,繁殖する人間が一つの命を作るという事であり,
   その命は両親の遺伝子を受け継ぎ,受け継いだ遺伝子をしっかりと育てていく
   責任というものを背負っています。持って産まれた遺伝子だけではなく生後に個々の性格,
   感情としても芽生えてきます。それは個々が持っている感受性によって個々の環境から
   受ける影響からの違いによっても育ち方に違いが出て来るのです。
   また,遺伝疾患というものの多くは,劣勢遺伝が多く通常では解り難い事が多く,だからこそ,
   繁殖中に一度でも遺伝性疾患を発症,或いは発症の危険性のある犬は繁殖に使用すべきではないのです。

3,繁殖者は,最低限として血統書から,健康診断からによって遺伝疾患の有無の確認。
   眼に見えない性格の確立の責任として,両親犬の性格を,最低限の責任として基本的ルール,
   社会に於いて迷惑を掛けないだけのルールを犬に守らせている必要があると想います。
   何故なら産まれてくる仔犬は,母親の遺伝子の70%を受け継いで産まれて来るのだから。
   家庭犬として育つ犬に問題のある犬を繁殖として使用した場合,その問題の70%を,産まれて
    来る仔犬に受け継がせる事になります。
    それは繁殖者の大きな無責任な行為であると言わざるを得ないと想います。

4,自然界の群れで子供を育てるのは,母犬だけではなく群れの中には必ず教育係のような
  犬が存在します。 仔犬が生きていく上で必要な様々な事を母犬や群れの犬から教えられるのです。
  人間が繁殖した時,この教育係を人間が行う必要があります。産まれた仔犬は産まれた
   その時に持っているのは,先祖から受け継いだ遺伝子だけなのです。今後仔犬が人間社会で
   生活をしていく上で必要な事を,人間社会を早期に教える必要があります。 人間に慣らす,
   これは触れあうと
いう事です。大人や子供など様々な人間に慣らす事で
   人間を自然と受け入れる心が養われます。人間社会で聞く様々な音も聞かせます。風・雨音,道路を
   走る車の音,様々な匂い・臭い,,,,日々の生活の中に訪れる様々な音・
   小さな頃から仔犬が怖がらないようにに徐々に良い経験をする
事によって安定した精神が養われます。
 
5,繁殖とは大変な責任・労力・忍耐・金銭的負担・時間的余裕が必要となります。
    母犬の健康・仔犬の健康を大切に考え,心身共に安定した仔犬を育てる事が,
        この世に命を誕生させる者の義務なのです。