◇ 下痢
  食事の量,質,環境の変化,消化不良,感染症,,,原因はそれぞれの状況,状態などにより様々です。
下痢をして獣医師の診察を受けるか否か,迷うところですが,様子をみても問題ない場合から,早急に獣医師の
診察を受けた方が良い場合など,犬の年齢,下痢の状態,原因などによって判断が難しいところです。
どんな下痢であっても一度は獣医師の診察を受ける事が無難と思います。診察をうけて何でもない事の方が
多いのでしょうが,時として疾患の早期発見,早期治療に繋がる事があります。
   ・下痢と嘔吐が同時にある。
   ・血便,粘液が混じる。
   ・排便時に痛そうにする。

この様な症状の場合は簡単に思わないで獣医師の診察を受けられる事をお勧めします。
    ※ 様子をみようと思うなら, 
1回目の食餌は,絶食。
2回目の食餌は,症状に応じて平常の食餌の1/3〜1/2量を,消化吸収の良いように軟らかくして与える。
3回目の食餌は,便の状態を観察しながら量を加減していく。
  これで1〜2日様子をみて改善されなければ,獣医師の診断を受ける事を薦めます。
また嘔吐を伴って続く場合は,なるべく早い受診をされる事が望ましいと思います。

粘液性の便についてですが,便に粘液がつくという事は,
腸壁が炎症,何らかの原因によって損傷を受けた。
結果,便に粘液が付着して排出されて来ているのです。
そして,更にその損傷した部分から出血をする事によって血便となります。
 
血便にも色々とありまして,
  ・赤い血が便に混じると共に,お腹がはる・便が細い・便が出難い:
     このような症状がある場合には,肛門に近い所の
      潰瘍・癌等の可能性がある場合もあります。
  ・便が黒っぽい時は,大腸の奥の方に潰瘍がある場合があります。
  ・タール状の黒い便の時は,胃・十二指腸・小腸等に潰瘍がある可能性があります。
便が硬くて排便の時に肛門の周囲が切れた為の出血と心配ないものから,
重大な病気が隠れているものまで・・・。
 
下痢にしても,
単なる消化不良・冷えによる下痢・神経性・食中毒・アレルギー性・風邪・
乳糖不耐性・ストレス等原因は様々にあります。
 
血便があった時,また下痢が数日続く事によって,
腸壁に炎症が発現して血便になる事もあります。
下痢が数日も続く様な時は,いきなり大量出血等のような大事に
なる可能性もありますので,症状に軽減が見られない時,悪化していく時等は
獣医師の診察を受ける事をお薦め致します。
 
※ 乳糖不耐性:乳糖を摂取すると,下痢,嘔吐,腹痛,鼓腸,悪心等の消化器症状を
     きたし,摂取を中止する事によって症状が消失する事を乳糖不耐性という。
   
 
     ◇ 基礎体温 ; 37’8℃〜39℃
  37’8℃〜39℃というのが犬の平熱にあたりますが,犬によって健康時の体温には違いがあり平熱が39℃の犬にとっては
39℃を少し超えていても微熱程度になりますが,38℃が平熱の犬にとっては39℃を超えた発熱は,高い熱と言えるでしょう。。
健康時の熱が何度あるのかを知っておくと体調が悪そうな時の目安にもなっていいかも解らないですね。
  犬の場合は肛門に体温計を入れて測ります。また,犬の耳は体温を知る目安にもなります。耳の外側と内側を指で挟んで暫く
触って犬の健康時の体温と比べてみるのも一つの方法です。体温は常に一定というものではなく,午前と午後での体温の差。
安静時と運動後との差等のように幾らかの高低はあるものです。健康時の体温を知るには,普段静かにしている時,同じ時間帯等
決まった時に何度か計って見られると良いと想います。熱がある時は,勿論診察を受けましょうね。
 
     ◇ 呼吸数 ; 1分間に36回〜48回,,,ストレス,痛みなどによってこの数値は変化します。
  基礎体温,呼吸数などは犬の全体の平均であって必ずしも愛犬の数値ではありません。
健康時の,愛犬の基礎体温,呼吸数,血液検査数値などを知る事が,異常の早期発見,早期治療に
繋がる事になります。
     
       ◇ 外形名称
頭蓋(とうがい・skull),眼(め・eye),額段(がくだん),吻(ふん・マズル),上顎(じょうがく・upper jaw),
鼻(はな・nose),口唇(こうしん・lip),下顎(かがく・lower jaw),頬(ほほ・cheek),頭部(とうぶ・head),
後頭(骨)(こうとう),耳(みみ・ear),頸(neck),キ甲,背(back),肩(shoulder),十字部(cross of point),
腰(Lower),脾腹(ひばら・flank),胸(breast),腋窩(えきか・armpit),肩端(けんたん・point of shoulder),
上腕(じょうわん・upper arm),肘(elbow),前腕(ぜんわん・forearm),中手(ちゅうしゅ・metacarpus),
指(digit/finger/toe),爪(nail),手根(しゅこん・carpal),殿部(でんぶ・gluteal region),大腿(だいたい・thigh),
尾(tail),下腿(かたい・lower thigh),飛節(ひせつ・hook joint),足根(そくこん・tarsus),中足(ちゅうそく・foot),
足底(そくてい・pads),趾(し・digit/finger/toe) 
        ◇ 骨格名称
下顎骨(かがくこつ・inferiormaxilla),頭蓋骨(とうがいこつ・cranial bones),
頚椎(けいつい・cervical vertebrae,環堆+軸堆)上腕骨(じょうわんこつ・humerus), 
指骨(しこつ・bones of fingers),中手骨(ちゅうしゅこつ・metacarpal bones),
手根骨(しゅこんこつ・carpal bones),橈骨(とうこつ・radius),尺骨(しゃくこつ・ulna),
胸骨(きょうこつ・breast bone),肋軟骨(ろくなんこつ),肋骨(ろっこつ・ribs),肩甲骨(けんこうこつ・shoulder),
胸椎(きょうつい・thoracic vertebrae),腰椎(ようつい・lumbar vertebrae),仙堆(せんつい),尾堆(びつい),
陰茎骨(いんけいこつ),寛骨(かんこつ・hip bone),大腿骨(だいたいこつ・thigh bone),
膝蓋骨(しつがいこつ・patella),腓骨(ひこつ・fibula),脛骨(けいこつ・shinbone),
足根骨(そくこんこつ・tarsal bone),中足骨(ちゅうそくこつ・metatarsal bone),趾骨(しこつ)
                                                                                
        ◇ 耳の特徴
○ 直立耳(ブリック・イヤー):先天的に立っている耳。
○ 蝙蝠耳(バット・イヤー):先天的に立っている事においては直立耳と同じであるが,
    耳朶が広く耳の先が丸みを帯びている耳。
○ 半直立耳(セミブリック・イヤー):直立した耳の先が前方に少し垂れている耳。
○ V字形耳(ボタン・イヤー):耳の先が頭蓋の前方にV字のように垂れている耳。
○ 薔薇耳(ローズ・イヤー):耳朶が後方に寝ているか又は,折りたたまれている耳,
     もしくは,内耳が薔薇の花弁のように見える耳。
○ 垂れ耳(ドロップ・イヤー):耳の付け根から垂れている耳。
 
        ◇ 尾の特徴
○ ブルーム・テール:尾に羽状の飾り毛が長く垂れ下がっている尾。
○ ゲイ・テール:背の上高く前方に上げている
○ リング・テール:尾の付け根から高く上へ上げて,綺麗にアーチ状になっている尾。
○ スクリュウ・テール:短い尾でスクリュウのようにまがっいる尾。
○ ダブル・カールド・テール:臀部または背の上で二重に巻いている尾。
○ ウィップ・テール:真っ直ぐに長く伸びて,先細で先端で尖っている尾。又,地面と平行に伸びている尾。
○ シックル・テール:尾の付け根から上方へ高く伸びて,途中から鎌状に半円を描くように曲がっている尾。
○ スクワーラル・テール:被毛が多く,尾の付け根から前方へアーチするように曲がっている尾。
○ カールド・テール:臀部または背の上で巻いている尾。
    一重,二重,尾先を大腿部に垂らしているなど,いろいろある。