◇コンドロフレックスの品質 
1,天然物由来の成分
 a,コンドロイチン硫酸:コンドロイチン硫酸は動物の体内に存在する化合物であり,正常な軟骨内で合成され
    ています。このため生理的な量で使用しても本質的に安全です。製品の安全性をより確かなものと
    するために,14段階の抽出により精製し,非常に厳しい品質管理を行っています。(Pierre Fabre)
 b,キトサン:コンドロフレックスに含まれるキトサンは,蟹エビの殻から得られる海産物由来の物質です。
2,コンドロイチン硫酸の純度
 a,純度は95%以上:コンドロイチン硫酸は軟骨の機械的特性面で主要な役割を果たします。95%以上という
     コンドロイチン硫酸の高い純度は,独自の優れた製造過程によって可能となっています。
 b,分子量:コンドロフレックスに含まれるコンドロイチン硫酸の平均分子量は
    約20キロダルトンです。このような分子量のコンドロイチン硫酸であることから,
    腸での吸収が促され,他のグリコサミノグリカンよりも容易に軟骨に到達出来る
    ようになっています。
 c,均質性:原料として用いられているコンドロイチン硫酸を排除クロマトグラフィーで分子量を測定し,特徴を
     調べたところ,コンドロイチン硫酸はクロマトグラフ上で正規分布を示し,大きさの異なる分子をほとんど
     含んでいませんでした。 (狭いピーク)(Pierre Fabreのデータ)
3,コンドロフレックス
 1,コンドロイチン硫酸の吸収と組織分布
  a,分析方法:14C‐コンドロイチン硫酸(最も新しい研究で使用:Inveresk report,吸収をラットの腸内容物及び
      腸管を用いて調べました。(ex‐vivo試験)コンドロイチン硫酸は盲腸内で急速に分解され,結腸内では
      ゆっくりと分解(長時間の培養が必要)されます。
  ーコンドロイチン硫酸20キロダルトンの一部は原型のまま吸収されます。
     FPLCによる分析によって,コンドロイチン硫酸20キロダルトンは約4時間で以下のように腸壁を通過する
      事が示されています。(in vitro試験)
   ‐ 19%が原型のまま小腸壁を通過する。
   ‐ 17%が原型のまま結腸壁を通過する。
   ‐ 47%が原型または分解物の形で盲腸壁を通過する。
 c,バイオアベイラビティ(生物学的利用性)
   コンドロイチン硫酸を経口的に与えると,静脈内投与した場合と同様の組織への分布を示しますが,吸収は
     より遅くなります。コンドロイチン硫酸は特に関節骨端(骨の成長帯,ここでは細胞が迅速に更新される)
     に対して親和性を持つ事が分かります。
   ◇キトサン
    キトサンは,グルコサミンが連続して繋がった長い直線状の分子(=キトサミン)で,これらはグリコシド結合
    で連結しています。キトサンの構造はヒアルロン酸と似ています。したがって,これは生体内で加水分解される
    ことによってグルコサミンとなり,以下のような興味深い特性を示します。
  ‐14C‐グルコサミンは,イヌに経口的に吸収された後,組織,特に関節軟骨へと浸透していきます。
    (Setnikar,1986)
 ‐ グルコサミンはグリコサミノグリカンの前駆物質であり,軟骨細胞によるグリコサ
   ミノグリカンの合成を刺激します。
 ‐ グルコサミンは前炎症誘発物質による異化作用を阻害します。
 
注:あるin vitro試験(Denuziereら;97)で,コンドロイチン硫酸単独及びキトサンとコンドロイチン硫酸の混合物
について,コンドロイチナ−ゼでコンドロイチン硫酸を分解し,培養液中の二糖類の濃度を測定しました。
コンドロイチン硫酸単独での二糖類濃度と比べて,キトサンとコンドロイチン硫酸の混合物では分解率は35%
  から75%までの範囲内で低下し,このような分解率の低下は併用による相補的な働きを示しています。これら
  の特性は加水分解されずに吸収されるコンドロイチン硫酸の増加をもたらします。この特徴は結合組織の再生
  という点において非常に重要です。(Denuziere ら;97)
4,コンドロイチン硫酸とキトサンの安全性
   コンドロイチン硫酸は動物の体内に自然にある物質であり(内因性因子),関節軟骨内にかなり高濃度で
   存在します。この化合物の有害作用はまったく知られていません。キトサンは多くの食品にも使用されて
    いるきわめて安全な成分です。
◇犬と猫に対する安全性
   犬75頭と猫34頭について3ヶ月間の臨床試験が行われた際に,同時に犬・猫への安全性も観察しました。
(コンドロイチン硫酸を犬には25mg/kg,猫には50mg/kg)が,特に胃への作用などの副作用は全く認められ
ませんでした。(Pierre Fabre)Moraillon教授によって行われた犬と猫に対する安全性試験では,血液の凝固能
に対する作用も認められませんでした。これらの試験では,5頭の犬に体重10kgあたり250mgを,6頭の猫に
1頭あたり250mgを第1日目に与えました。この給与量を第2日目には2倍に,第3日目には3倍にしました。
そして体重,体温,心拍数,一般行動,食欲,消化異常および尿の異常を10日間観察しました。血液凝固,
クィック検査,ハウエル検査,部分トロンボプラスチン時間は第0,1,2,3,4および10日目に調べました。
その結果,試験項目に有意な変化はまったく認められませんでした。
   ◇キーポイント
a,コンドロフレックスは健康な関節を維持するための補助食品です。
b,コンドロイチン硫酸とキトサンの2つの天然成分を含み,これらが相補的に働きます。
c,バイオアベイラビリティ(生物学的利用性)の高いコンドロイチン硫酸が高純度に含まれています。(95%以上)
d,2〜3週間かけて除々に働き,その働きは長く維持します。
e,コンドロフレックスの使用後,少なくとも2ヶ月間は健康な関節が維持されます。
        以下省略