03’1/6(月)
 
クリスの胎児確認の為に,レントゲン撮影,
初めは真っ白で取り直し。で,2回目撮影で胎児と骨盤の状態に問題なし。
主治医は忙しくて,レントゲンを見る事が出来なかった。
取り敢えず,主治医には明日が予定日である事。
緊急の場合の処置も依頼して,帰って来る。
 

03’1/7(火) 今日は,クリスの出産予定日。
今日は産まれそうになさそうだ。
だからといって,クリスのお腹を枕にして,,,どうして寝るのだ?
で,Bellを枕にしてカチュアが寝ている。
ストーブの前は,ポカポカと暖かいから場所の取り合いもせずに
仲良く寝るのはいいけれど,何時産まれても不思議ではないお腹を
枕にするのだけは,止めて欲しい。

03’1/9(木)

クリス,まだ気配が全然なく,エコー・レントゲン撮影をする。エコーの結果,鼓動はしっかりとしている事。
レントゲンでは,2頭の仔が確認される。本当に落ち着かないです。
主治医は今日は神戸まで勉強会の日だったのに,
隆さんの帰宅が遅かった為に,遅くまでクリスの為に残ってくださって,
しかも,急遽,帝王切開になってはいけないと,応援の先生まで頼んでくださっていたとか。

03’1/10(金)

クリス,相変わらず生まれる様子を見せない。
このままでは,帝王切開か。
20分ほど,夜,歩かせてみる・朝・夕の散歩を20分ほどさせてみよう。


03’1/11(土)
A:M 8:45,主治医にTEL,クリスの事を相談する。
主治医は仔犬の命を優先するならば,帝王切開した方がいいと言われる。
6日のエコー・レントゲンから想像すれば,まだ体が出産準備になっていないだけなのかも
解からない。が,これは想像でしかない。また,幾ら考えても交配が02’11/5以外に
考える事が出来ず,そうであれば,予定日をずに4日経過した事になる。
主治医と考えた結果,再度のエコー・レントゲン検査の結果次第で帝王切開をする事とする。
Sarubiaは,何れにしても切るのであればエコー等は必要ないのではないのかと言ったが,
主治医は,胎児の状態(生死)によって,麻酔の方法が違って来ると・・・。
その通りであった。通常の手術の麻酔方法の処置であれば,胎児にも麻酔が掛かってしまう。
 
P:M 12:20 血管確保開始,12:45 麻酔注入
        2時半頃手術終了予定という事なので,一旦帰宅。
         剛が準夜勤であった事。土曜日は休みであった事に感謝,
         剛が病院まで迎えに行ってくれた事に感謝。
 2:30過ぎ,病院着,クリスは産まれた仔犬を見る事無く,不安そうな顔で
         Sarubiaを探していた。
 
帰って来てから産箱にクリスと新生仔を入れる。クリスに体の震えが止まらず,
布を着せてやると「グーグー」と大きな鼾をかいて眠りだした。疲れが溜まっていたのだろう。
クリスの体が正常でない為なのであろうが,クリスに落ち着きがなく,その影響もあり,
仔犬達が母乳を飲む事が出来ず,また,落ち着いて眠る事も出来ず,
このままでは無事に育つのか否か,不安である。
 
手術の結果,大網と子宮に癒着があり,次の出産は困難が予想されるとの事。
前回の出産(02’5/13)の時,6頭出産の内の第6頭目の仔が大き過ぎて
排出されずに緊急帝王切開となった事があり,現在03’2/5で満5歳となる事も在り,
避妊手術をするべきではないかと主治医に話をしたが,卵巣を摘出した場合,
母乳保育が出来ないとの事で,通常の帝王切開手術とする。
 

    ※ 大網(ダイモウ)〔膜〕
 
胃から下方にエプロンのように腸の前に垂れ下がった腹膜の部分である.
胃の前後壁を包む2葉の腹膜が,大弯で後胃間膜dorsal mesogastriumを
つくって前腹壁の後ろを垂れ下がり(前葉),ついで後ろへ折れ返って
腸ループの前を上行し(後葉),横行結腸とその間膜の前面に癒着して
膵前面に至る.下端,すなわち前後両葉が互いに移行する折れ返しの
部分の高さは個体差が著しく,低いものでは骨盤腔に達する.また
前後両葉は横行結腸付近より下方では互いに癒着し,あたかも1枚から
成るような感じを与える.大網は発生のはじめには薄く半透明であるが,
次第に膜の結合組織内を走る血管の周囲に脂肪組織,リンパ球*,
形質細胞*などが集まって黄褐色を呈するようになる.大網は移動性に
富み,炎症の原因となる個所を包んで腹腔内全体への波及を防ぎ,
また脂肪の貯えにも関与する.
 
P:M 10:00頃,やっと,自宅出産後のような落ち着きを取り戻す。
   新生仔の体温が冷たいままだった事がとても気になり,このままでは
   育つ事が出来ないのではないかと不安であったが,クリスの落ち着きと共に,
   新生仔の体温も平常の新生仔の体温になる。
 
P:M 11:00頃,ラジカセにて,クリスの鼾を再生していると,カチュア・
  リンダ・バンブー・エスト等々入れ替わり立ち代り鼾と共に聞こえて来る
  赤ちゃんの鳴き声に集中して,一代目バンブーなどはラジカセを鼻で突付いて
  赤ちゃんを探している。挙句の果てにはクリスまでもが声を聞きつけてきて,
  ラジカセから聞こえて来る赤ちゃんの声を自分の仔と間違えて,必死に
  探し始めてしまった。「こりゃあ,やばい」と慌ててテープを止めると
  皆,散り散りに散らばっていった。ごめんよぉ,,,,みんな。

 
03’1/12 A:M 5:00,赤ちゃんの鳴き声が何時までも泣き止まないので,
  また,クリスから離れてしまっているのかと産箱を覗いて見ると,クリスに
  震えがブルブルと来ている。どうしたのだろう・・・。産後の日達が悪いのだろうか。
  クリスに布を着せて暫く指すっていると,震えが止まり落ち着く。が,
  暫くすると,再び赤ちゃんの泣き声がする。
  ふと,気が付いた事。考えてみるとクリスは何時もストーブの前で寝ていたので,
  クリス自身が寒いのではないだろうか。そこでクリスの傍に電気ストーブを置く。
  案の定,クリスに再び落ち着きが戻った。何の事はない。初めからの落ち着きのなさは,
  きっと,自分が寒かっただけなのだろう。
    仔犬にも異常はなさそうだ・
       ひとまず,安心。